前回、こどもちゃれんじについての記事を少し書きましたが、今回は少し裏技的なお話をしたいと思います。
こどもちゃれんじは、2ヶ月以上の受講が必要で、1ヵ月分だけの受講は認められていません。
例えば、8月分から申しこんだ場合、8・9月分の受講は必須で、解約できるのは10月号からとなります。
1ヶ月あたり約2,000円(受講コースにより金額が異なります)ですので、最低でも約4,000円が必要となります。
しかし、同時受講であれば1ヶ月分のみのコース受講も可能となります。
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他の学年のコースの受講を選択できるのかどうか
同時受講の話の前に、子供の学年以外のコースの受講について説明しておきます。
こどもちゃれんじでは、知育以外に、生活面(しつけ等)にも力を入れています。
またエデュトイ(知育玩具)もその年齢に応じて作成してあります。
よって、学習面が進んでいる子であっても、コースの先取り等はあまりおすすめできません。
しかし、
- 4月生まれで、知育面・生活面両面で子供には易しすぎる
- 早生まれで、1学年下の教材のほうがあってるのでは、と感じる
といったことがありませんか?
そういった場合には、相談すれば他の学年で受講することもできます。
コースの切り替えも可能
年度途中のコース変更も可能なので、「6月号まではほっぷ(年少クラス)を受講していたけど、簡単すぎたので、7月号からはすてっぷ(年中クラス)に変更したい」ということも可能です。
「ほっぷ」→「すてっぷ」→「ほっぷ」といった具合に出戻りも可能なようで、ベネッセは、かなり柔軟に対応してくれます。
同時受講とは
同時受講とは、現在受講中のコースとは別のコースを同時に受講することです。
例えば、今回我が家では、「ほっぷ(年少コース)」と「すてっぷ(年中コース)」の8月号同時受講をしました。
同時受講の経緯
しかし、本来は、別のコースを受講したければ、上述のように、コースの切り替えをすればよい話です。
今回、我が家が「ほっぷ」に加えて「すてっぷ」を同時受講したのは、「なぞりんましーん」という、すてっぷ8月号入会者までしかもらえないエデュトイが欲しくなってしまったからです。
ほっぷの受講が8月号からだったため、翌月号以降にコースを切り替えしたとしても、なぞりんましーんは入手できなくなってしまいます。
しかし、ほっぷ・すてっぷの2コースを受講しようと思うと、最低2ヶ月の受講費×2コース分で8,000円強が必要となります。
これでは、金銭的な負担が大きすぎます。
諦めかけていたのですが、ネットで色々調べていると、「同時受講なら1ヵ月分だけの追加受講も可能」という情報がありました。
同時受講のシステム
同時受講とは、一人の子供が、現在受講中のAコース(最低2号分受講)とは別のBコースを受講することです。
この場合、Bコースは「最低2号分受講」の制限がとれ、1号のみの受講が可能になるというシステムです。
これが可能となれば、支払いはAコース約4,000円+Bコース約2,000円の合計約6,000円で両コースの同月号が入手できることになります。
ただ、これはベネッセの規約にも載っておらず、この手段が可能かどうかはオペレーターによるようです。
また、「同時受講」という呼び名も、私が勝手に命名したものなので、オペレーターとの電話の際には注意してください。
ベネッセのオペレーターとのやりとり
同時受講が可能かどうか、ベネッセに電話で聞いてみました。
「現在、ほっぷを受講中なんですが、8月号だけ、すてっぷを追加で受講することは可能ですか?」
オペレーターの方に、理由によるといわれたので、
「ほっぷでは少し易しすぎる気がするので、すてっぷも受けてみたい。
両方を併用してどちらが子供にあっているのか考えてみたいけど、8・9月号分を受講するのは金銭的に厳しい」
と、正直に話しました。
その結果、わりとあっさりとOKをもらえました。
この理由で、毎回併用が出来るかはわかりませんが、どうしても気になる教材が他のコースにある時は、こういったお願いも出来るというのはありがたいです。
ただ、この方法をとると、来年、本来の学年である年中コースを受講する場合には、同じ教材が届くことになります。
その点は注意する必要があります。
同時受講の感想
我が家では、この方法は大当たりでした。
すてっぷ(年中コース)8月号の感想
実は、まだすてっぷの教材は、「なぞりんマシーン」しか与えていません。
しかし、年少用のおもちゃ「はてなんだくん」そっちのけで、年中用「ひらがななぞりんマシーン」に大はまりです。
長女は、ひらがな50音全てが読めるわけではないのですが、なにより「書く」「描く」ことが好きな子なので、目を輝かせて取り組んでいます。
なぞりんマシーンはゲーム好きの長男(年長)にも受けがよく、二人で奪い合うようにして遊んでいます。
長男は、ひらがなの読み書きはほぼマスターしていますが、「ま」など、一部書き順がおかしいものがあることにも気づいたようです。
今回、こどもちゃれんじを初めて受講したのですが、なかなかよく考えられていると思いました。
なぞりんマシーンに用いるペンも、普通のホワイトボート用のペンなので、DSのようにペンが細すぎて持ちにくかったり、タッチペンの反応が鈍かったりという問題も生じません。
ほっぷ(年少コース)8月号の感想
では、「ほっぷ」の受講に意味がなかったかというとそういうわけでもなく、ドーナツは毎日ひっぱり出して遊んでいます。
なぞりんマシーンの登場まではワークも気に入っていたようで、毎日「お勉強」を楽しみにしていました。
DVDも、歌をおぼえるくらい繰り返し見ています。
「ブランコにお友達が乗っているときは、お友達の前を横切ったら危ないよ」という話に関しては、我が家にはぴったりの内容でした。
保育園や近くの公園にブランコがないため、ブランコに乗る機会が少なく、何度教えてもブランコを発見すると一直線に向かおうとする子供たち(6歳の長男も)は、初めてその危なさが納得できたようです。
また、恥ずかしながら、なかなか朝に顔を洗う習慣が身につかなかった子供たちも、歌いながら顔を洗ってくるようになりました。
DVDは2号分(7・8月号)が1枚に入っているので、8・9月号を受講する我が家はかなりトクした気分です。
最後に
お金のかかる幼児教育には縁がなかった我が家ですが、こどものお気に入りのおもちゃと生活指導と熱中できる知育玩具がセットで6,000円台というのは、悪くない買い物だったと思います。
幼児教育というのもなかなか面白いものだな、と今回のことで思ったので、これからまた、おトクな情報があれば発信していきたいと思います。
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