来年、長男が小学校に入学するのですが、今の家は部屋数が少ないため、いずれ引越しをする可能性があります。
在学中に引っ越すのはかわいそうなのですが、今すぐに引越しというのも難しい状態です。
どうしたものかと考えていましたが、市から届いた就学時健診のお知らせと、小学校での説明会で疑問が解消しました。
備忘録的な記事ですが、興味のある方のお役に立てれば幸いです。
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はじめに
同一市内での転校を前提としています。
市内での転校の場合は、わりと融通がききますが、市外へ転校する場合は、元の小学校に通えるのは当該学期末までといった制約があります。
また、以下でのご案内は私が住む自治体の場合です。
自治体により運用が異なります。
実際に、今住んでいる自治体の制度を知りたい場合は、「お住まいの自治体名」+「指定校変更制度」等の文言で検索すると情報が得やすいと思います。
小学校在学中に引越しした場合
●原則
新たな校区の小学校に転校
●救済措置
以前の小学校に引き続き在籍することも可能(卒業まで)
●補足
小学校卒業までは、元の小学校に通い続けることができます。
小学校卒業後は、現在居住している地域の中学校に通うことになります。
ただし、希望すれば、元の小学校エリアの指定中学校に入学することも可能です。
弟妹が新たに入学を迎える場合
(兄姉が元の小学校に通っている場合)
●原則
現在居住している地域の小学校に入学
●救済措置
弟妹が希望する場合は、兄姉が通っている小学校に入学可能
転居先の小学校に入学するという方法もある
上記の話は、全て、転居前の小学校にそのまま通い続けるという視点での話でした。
逆に、既に土地を購入していたり建物を建て始めているものの、入居が入学に間に合わないという場合は、初めから引越先の小学校に入学するという方法もあります。
指定された小学校以外の小学校に通う場合
- 市に連絡・所定の手続きを行う
- 指定小学校(本来通うべき小学校)に連絡
指定小学校に連絡をしないままだと、入学式に「一人来ない」と騒ぎになります。
更に、児童の数が一人違うと、クラス編成、ひいては教員の数にも影響します。
おわりに
私が住む自治体の場合、市内転居の場合はわりとフレキシブルに対応してもらえることがわかりました。
ただし、実際に居住地と違う小学校に通うとなれば通学は大変になります。
通学時間・通学距離・通学手段に至るまで検討が必要です。