ほくリンクでは、会員限定サービスの一環として、「節電とくとく電灯」に加入することが出来ます。
節電とくとく電灯に加入すると、夏場の節電に協力すると、電気料金から割引が受けられます。
わが家でも今春、節電とくとく電灯への切り替えを行いました。
今回は、わが家の節電とくとく電灯の割引額を公表します。
また、節電に関して、石川県限定ですがちょっとおトクな話をご紹介いたします。
詳細なメニューは以下のとおりです。
- 節電とくとく電灯ってどんなプラン?
- 節電とくとく電灯のデメリット
- 節電とくとく電灯のメリット(実際の割引額)
- 節電とくとく電灯の疑問あれこれ
・ 節電実績の確認方法は?
・ 目標をオーバーした場合の電気使用量は、達成日の節電実績と相殺されるの? - 石川県民限定。節電とくとく電灯より還元額の高い節電&エコ協力
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節電とくとく電灯ってどんなプラン?
節電とくとく電灯は、従量電灯プランを念頭において作られたプランです。
従量電灯プランというのは、オール電化もエコキュートも利用していない人が契約する、昔ながらのプランです。
節電とくとく電灯と従量電灯の違い
節電とくとく電灯は、基本料金等の料金体系は従量電灯プランと全く同じになっています。
従量電灯プランとの違いは、一つだけ。
節電とくとく電灯の場合は、夏場の節電に協力した場合は、その分電気料金が安くなります。
違いはこれだけです。
節電とくとく電灯のデメリット
従量電灯契約中のほくリンク会員が節電とくとく電灯に加入することによるデメリットはありません。
節電日に、節電に協力できれば、その分電気料金が安くなりますが、協力できなかった(むしろ使いすぎた)場合であっても、違約金等のペナルティが課されることはありません。
通常通りの電気料金で計算されます。
ただし、以下の場合はデメリットがあります。
- ほくリンク会員でない
- 従量電灯以外のプランを契約している
1. ほくリンク会員でない場合
ほくリンクに加入すると、紙の検針票が届かなくなります。
電気の使用量や使用料金等はオンラインで確認できますが、正式な領収書にはなりません。
2. 従量電灯以外のプランを契約中の場合
家がオール電化の場合やエコキュート等を利用している場合は、専用プランで電気契約をしているはずです。
節電とくとく電灯は、中身はほぼ従量電灯プランなので、料金体系が現在契約中のプランとは全く異なります。
安易な切り替えは厳禁です!
現在、エコキュート等を利用している場合は、エコキュート等の専用プランである「くつろぎナイト12」に節電協力割引をプラスしたプラン「節電とくとくプラン」に、ほくリンク経由限定で申し込めます。
- 節電とくとく電灯・・・従量電灯+節電協力割引
- 節電とくとくプラン・・・くつろぎナイト12+節電協力割引
となっています。
混同しやすいネーミングですのでご注意ください。
節電とくとく電灯のメリット(実際の割引額)
少し見づらいと思いますが、わが家の2016年の割引額は以下のとおりです。
- 8月分66.09円
- 9月分28.51円
2ヶ月合計で100円未満の本当に微々たる金額でした。
私の場合は、節電日であっても、ほぼ家にいたので、この程度にしかなりませんでした。
ただ、この程度の割引額のために車を使って外出するのは割があわないので、できる限り節電に協力するという意識を持つ程度で十分なのかと思います。
節電とくとく電灯の疑問あれこれ
節電実績の確認方法は?
- ほくリンクサイトにログイン
- 画面左下「その他メニュー」から「節電とくとくメニューのご案内」を選択
- 「実績を紹介する」をクリック
リンク先は上下段に分かれています。
- 上段: 節電実績・割引額照会
- 下段: 年月別節電実績・割引額照会
節電実績・割引額照会画面で確認できること
節電実施日ごとの節電実績が確認できます。
黄緑の棒グラフが、節電日当日の使用量です。
藍色のボックス部分が、基準電力量です。
節電協力時間帯の3時間の使用量合計の平均が基準電力量以下であった場合は、節電割引の対象になります。
年月別節電実績・割引額照会で確認できること
実際の節電割引料が確認できます。
先ほど、わがやの節電割引料の実績報告で使用した表が表示されます。
デフォルトでは月単位ですが、節電日ごとの数字を確認することもできます。
日にちごとの数字が確認したい場合は、「節電実施日ごとに見る」のボタンをクリックしてください。
具体的な節電実績が表示されます。
目標をオーバーした場合の電気使用量は、達成日の節電実績と相殺されるの?
節電に協力できなかった日(基準電力量よりも、実際に使用した電力量が多かった日)の取扱が気になるところですが、結論から言うと、目標を達成できなかった日の電気使用量に関してはカウントされません。
上の表にも記載があるのですが、スマホ等ではみづらいと思いますので、必要な部分だけを表におこしたものが下記の図表です。
節電実施日 | 基準電力量 | 実績電力量 | 節電電力量 | 節電割引額 |
8月5日 | 1.22kWh | 1.43kWh | – | – |
8月9日 | 1.29kWh | 1.07kWh | -0.22kWh | -28.51円 |
8月19日 | 0.91kWh | 1.02kWh | – | – |
8月25日 | 1.43kWh | 1.90kWh | – | – |
9月2日 | 0.72kWh | 0.93kWh | – | – |
ご覧のとおり、基準電力量(節電目標)を達成できたのは8月9日だけです。
それ以外の日は、目標を実際に使用した電力量が上回っていますが、節電割引にはなんの影響も及んでいません。
節電に協力できた日の節電割引額がそのまま割引になります。
石川県民限定。節電とくとく電灯より還元額の高い節電&エコ協力
特にデメリットのない節電とくとく電灯ですが、正直なところ、大きな割引も期待できないと思います。
2ヶ月で100円未満ですから・・・。
ただ、節電やエコ自体は大変意義深いことではあります。
節電やエコに協力したいという意思をお持ちの場合は、石川県民の方はおトクなシステムが用意されています。
それが、省エネ節電・アクションプランです。
エコや節電に取り組んだ場合、取り組みに応じて、エコチケットがプレゼントされる制度。
100ポイントで100円分のエコチケットがもらえます。
(100ポイント未満切り捨て)
エコチケットは協賛の県内のコンビニ、スーパー等で使用できます。
エコチケットがもらえる活動ともらえるポイント
電気使用量の削減活動 | 1kWhにつき4p | 上限500kWh |
省エネ家電の購入(テレビ・エアコン・冷蔵庫) | 1台400p | 上限5台 |
電球型LEDの購入 | 1個につき200p | 上限5個 |
グリーンカーテンの設置 | 500p | |
家庭用コンポストの設置 | 500p |
家電やLEDの購入でもポイントがもらえるおトクな制度です。
注意点
注意点としては、「7月から9月の取組」である必要があるので、それ以外の時期に購入しても申請できないことですね。
申請期限もあります。
11月30日必着です。
さらに、大前提といて、エコチケットを獲得するためには、「エコファミリー」限定のシステムです。
エコファミリーの登録自体は無料ですが、申込期限が8月30日までとなっています。
前年以前に申込をしていれば、エコファミリー登録は永年有効なので問題ありませんが、新規の方は「また来年」となってしまいます。
ただし、チャンスはあります。
今年は冬にも省エネ・節電アクションプランが実施されるそうです。
エコチケットがもらえるのかといった中身は現時点では不明ですが、11月頃には公表予定です。
これにあわせてエコファミリーの募集がある可能性があります。
何か発表があれば、こちらにも追記していきます。
節電で獲得できるポイント数
わがやの場合は、今年はグリーンカーテンも設置したので(保育園から持ち帰った朝顔を育てただけです)、その500ポイントが一番大きいのですが、電気使用量の削減でもポイントが獲得できました。
節電とくとく電灯との比較にもなると思うので、簡単にご紹介しておきます。
まず、電気使用量の削減量ですが、7~9月分の使用実績を前年比で算出します。
※以下の表の単位はkWhです。
前年使用量 | 今年の使用量 | 前年比 | |
7月分 | 276 | 265 | 11 |
8月分 | 449 | 360 | 89 |
9月分 | 464 | 513 | -49 |
合計 | 51 |
節電とくとく電灯での計算とは異なり、マイナス分(昨年より使用量が増えた分)は差し引いて計算します。
我が家の場合は、3ヶ月合計で51kWhの削減だったため、204ポイントの獲得となります。
100ポイント未満は切り捨てなので200円分ですね。
省エネ・節電アクションプランに興味がある方は、詳しくは、石川県のいしかわ版環境ISO「省エネ・節電アクションプラン」のページからどうぞ。
添付する写真や検針票についての詳細な説明に関しては、いずれまとめます。
ほくリンクに申し込んで、検診票がない場合の対応などについても掲載予定です。
時間があるときに書くつもりですが、ご要望があれば要点だけけも早急に掲載しますのでコメント欄からどうぞ。