おむつを買うなら、Amazon!
そんな時代が終わりを告げようとしているのかもしれません。
最近は「おむつ購入ならLOHACOが一番」という声も聞くようになりました。
今回は、アマゾンとロハコの定期便について、徹底検証します。
ただし、今回の記事は、「おむつ」の定期便に特化した内容になっています。
飲料を買うのにどちらで購入すればいいかしら、とお悩みの場合などには参考にならない話もかなり含まれています。
あらかじめご了承ください。
今回の内容
- LOHACOの定期便・Amazonの定期おトク便とは
- AmazonとLOHACOの定期便システム比較
- Amazonファミリー有料会員・無料会員って?
- AmazonとLOHACOの定期便の共通点・相違点
年会費・送料・割引率・ラインナップ・使い勝手 - ロハコではメリーズの取扱がない
- パンパースの場合でアマゾンとロハコを比較
- 結論
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LOHACOの定期便・Amazonの定期おトク便とは
アマゾンには「定期おトク便」、LOHACOには「定期便」という名前のシステムがあります。
ネーミングからしてサービス内容の見当はつくと思いますが、 両者に共通する点をまずはご紹介します。
「定期便」「定期おトク便」に共通するシステム
- 指定した商品が
- 指定した日に
- 定期的に届く
いったん定期(おトク)便に登録すると、登録した商品が廃盤になったり、在庫不足になったり、定期便の指定外になったりといったイレギュラーがない限り、利用者側がストップをかけるまで商品が定期的に届き続けます。
両者のシステムには共通点もありますが、当然違いもあります。
AmazonとLOHACOの定期便システム比較
まずは、下記の表をご覧ください。
年会費 | 送料 | おむつ割引率 | パンパースの価格 | 配送頻度 | クーポン等併用 | パンパースキャンペーン | |
Amazonファミリー有料会員 | 3,900円 | 無料 | 15% | 3,927円 | 1~6ヶ月 | 可 | すくすくポイント+300 |
Amazonファミリー無料会員 | 無料 | 無料 | 5% | 4,389円 | 1~6ヶ月 | 可 | すくすくポイント+300 |
LOHACO | 無料 | 1,900円未満350円 | 5~10% | 4,158円 | 毎月 | 不可 | P&Gキャッシュバック |
上の表を見て、まず疑問に思うことと言えば、Amazonファミリーの有料・無料の区分でしょうか。
ひっかかる方が多いと思われる項目ですので、簡単に解説します。
Amazonファミリーについての知識が十分という方は、Amazonファミリーに関する解説は飛ばして、「AmazonとLOHACOの定期便の共通点・相違点」からご覧ください。
上の表に書ききれなかったことについても、一つずつ説明していきます。
Amazonファミリー有料会員・無料会員って?
まず、「Amazonファミリー有料会員」と「無料会員」の区分について説明します。
一般的には、「Amazonファミリー」といえば、まず「有料会員」のことなのですが、実は、Amazonファミリーには有料会員と無料会員の2種類があります。
有料会員とは、Amazonプライムにも同時加入している会員のことです。
有料会員になると、Amazonプライムの年会費3,900円を支払う必要が有ります。
当然、 有料会員の場合はAmazonプライムのサービスも全て受けられます。
Amazonファミリーに加入すると、Amazonプライム無料お試し期間(30日)経過後、自動的にAmazonファミリー有料会員へ移行します。
そして、Amazonプライム無料体験期間中および無料期間終了後もAmazonプライムを継続した(=Amazonファミリー有料会員になった)場合、Amazonファミリー有料会員特典としておむつ・おしりふきの定期おトク便が15%OFFになります。
この有料会員への自動移行をストップした状態が、Amazonプライム無料会員です。
無料会員へ移行した場合は、おむつの定期おトク便も5%OFFに戻ります。
無料会員としての特典は、Amazonファミリーセールのクーポン適用のみです。
無料会員になりたい場合などは、以下の解説をご覧ください。
⇒Amazonのサービス解説 ②Amazonファミリー
AmazonとLOHACOの定期便の共通点・相違点
それでは、ここからは、実際に定期便でおむつを購入する場合に、amazonとロハコでは具体的にどこが同じで何が違うのかを見ていきましょう。
年会費
こちらが一番明快な項目です。
有料(年間3,900円)
- Amazonファミリー有料会員
無料
- Amazonファミリー無料会員
- LOHACO
おむつを購入する場合の定期便の送料
実は、こちらに関しては、アマゾンでもロハコでも無料です。
ロハコは1,900円未満の場合は送料がかかるのですが、現状ではおむつの定期便は3個パックで販売されていますので、送料無料ラインを割ることはありません。
おむつの割引率・取り扱うおむつの種類
実は、おむつの割引率は、アマゾンもロハコも一定ではありません。
有料・無料の区分があるアマゾンはともかく、年会費無料のロハコの場合も割引率が一定ではないというのはなぜでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
Amazonファミリーの場合
有料会員かどうかで割引率が決まります
- 有料会員 15%OFF
- 無料会員 5%OFF
LOHACOの場合
製品により割引率が異なります
- パンパース 10%OFF
- ムーニーマン 5%OFF
- マミーポコ 5%OFF
- メリーズ 設定なし
AmazonとLOHACOの定期便の使い勝手を比較
アマゾンファミリー会員に関しては、以下の3項目に関しては有料会員・無料会員とを問わず、サービス内容は同一となっています。
1. 配送頻度
Amazonの場合
- 1ヵ月・2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月・6ヶ月から選択可能
- 配送頻度は随時変更可能 (例:2ヶ月ごと→6ヶ月ごと)
LOHACOの場合
- 毎月配送
2. クーポン等の併用
Amazonの場合
- Amazonファミリー会員セール限定クーポン併用可能
- Amazonファミリー入会特典3,900円クーポン併用可能(クーポン配布は終了済み)
おむつに関しては、私自身はAmazonファミリー会員限定のクーポンしか見たことがありませんが、おそらく、それ以外の形でクーポンが出たとしても併用は可能だと思います。
このあたりの情報をお持ちの方がいらっしゃれば教えてください。
LOHACOの場合
- クーポンの利用不可
- 「定期割」「まとめ割」「定番割」は最も割引額の大きいものが一つ適用されます(併用不可)。
「たくさん割」は併用可能と思われます(LOHACOホーム>お客様サポート> 定期便についての文言より推測)

出典 : https://lohaco.jp/support/regularpurchase.html

出典 : https://lohaco.jp/support/regularpurchase.html
3. 定期便登録の抹消
Amazon
- 初回利用だけで定期便の登録を抹消することも可能
- 「その回だけ1回お休み」という運用も可能
LOHACO
- 3回以上の利用が前提

出典 : https://lohaco.jp/event/teikibin/
使い勝手に関する総評
「おむつで定期便を利用する」ことに関しては、正直なところ、LOHACOの運用は硬直的すぎると感じます。
赤ちゃんは、特に生後6ヶ月頃まではサイズアップが頻繁にあります。
また、成長や体調により、おむつの使用ペースも急激に変化します。
周りの人から「余ったから」と言われ、おむつをパックごともらったりすることもあります。
要は、先の予測がつきにくいのです。
となると、「配送は毎月」「3回以上の利用が前提」といった条件は、厳しすぎるように感じます。
食料品や飲料、生活用品に関しては、全く別の評価になると思いますが、おむつに関してはLOHACOの定期便はあまり使い勝手が良いとはいえないと思います。
ロハコではメリーズの取扱いがない
これまで色々と両社の違いについて触れてきましたが、メリーズユーザーにとっては、そもそも選択の余地ありません。
LOHACOには、メリーズの定期便の設定がないからです。
(2016年12月2日現在)
メリーズとパンパースはおむつ界の二強です。
その一方がラインナップから外れていることは非常に残念です。
アマゾンの場合
まず、Amazonの場合は、メリーズは全サイズが定期おトク便で購入できます。
メリーズパンツLサイズ56枚×2パックを定期おトク便で購入する場合の価格は、以下のとおりです。
(2016年12月2日現在)
- 有料会員 2,788円
- 無料会員 3,116円
更に、2016年12月6日から2週間限定で、メリーズパンツが定期おトク便初回分最大40%OFFセール実施中です。
(Amazonファミリー限定)
定期トク便15%OFF+クーポン10~25%OFF=合計40%OFFです。
対象サイズとクーポン
- S・M・Lサイズは25%OFFクーポン
- ビッグサイズは10%OFFクーポン
Amazonファミリーご加入中の場合は、クーポンページからクーポンを取得できます。
LOHACOの場合
LOHACOの場合は、定期便の設定以前に、そもそも、メリーズパンツのLサイズは通常購入でも取扱がないようです。
(2016年12月2日現在)
メリーズは中国で人気が過熱しているため、在庫の確保がなかなか難しいのでしょうが、品揃えにもう少し力を入れてもらえると助かりますね。
ただし、Amazonであってもおむつの在庫が切れることはあります。
昨年の年末頃だったと思いますが、おむつの定期便を頼もうと思ってアマゾンにアクセスしたものの、在庫がなくて注文を諦めたことがあります。
パンパースの価格でAmazonとLOHACOの定期便を比較
取扱がない銘柄では比較ができないので、パンパースのおむつ定期便の場合でAmazonとLOHACOを比較してみましょう。
パンパースの場合は、両者とも、通常版(緑パッケージ)のウルトラジャンボパック3個パック(174枚)の定期便を用意しています。
ちなみに、このウルトラジャンボパックには、ドラッグストアやアカチャンホンポ等の店頭においてある商品(スーパージャンボパック)の約1.3倍の枚数のおむつが入っています。
- Amazonプライム有料会員 3,927円 (23円/枚)
- Amazonプライム無料会員 4,389円 (25円/枚)
- LOHACO 4,158円 (24円/枚)
1枚単位で見ると、価格の違いは誤差の範囲のようにも感じます。
しかし、1セット(3個パック)で見ると、Amazonプライム有料会員と無料会員とでは、462円の違いが出ます。
LOHACOとでは、それぞれ231円ずつの違いです。
パンパースのキャンペーンについて
せっかくパンパースでの両社の比較をしたので、最後にパンパース関係のキャンペーンについても簡単に比較しておきます。
Amazon
アマゾンでは、パンパースのすくすくギフトポイント300ポイント分が余分に貰えるキャンペーンが年に数回開催されています。
こちらは、通常購入・定期おトク便での購入を問わずポイントが獲得できます。
LOHACO
LOHACOでは、P&Gキャッシュバックキャンペーンが年に数回開催されます。
Amazonでも以前は開催されていたのですが、この一年は開催されていません。
5,000円以上3ブランド購入で1,000円分キャッシュバックという非常に美味しいキャンペーンです。
現在開催中です!
(2017年1月15日まで)
ただし、これに関しては、定期便を利用しないほうがおトクになります。
このあたりは、次回の記事で触れようかと思います。
結論
Amazonでの定期便利用はおすすめ。
使い勝手・ラインナップが優秀です。
Amazonファミリー有料会員に登録するのがオススメですが、会費を払ってまで利用したくないという場合は、Amazonファミリー登録後、有料会員への移行を止めれば、無料で常時5%OFFのサービスが受けられます。
年会費をかけてまではちょっと・・・でも、5%OFF+クーポンでは物足りないという方にはLOHACOがオススメ。
ただし、使い勝手の面から、おむつの場合は定期便の利用は推奨できません。
品揃えにもやや難あり。
パンパースの場合は年に2回程度ですが、P&Gキャッシュバックキャンペーンの実施時期に通常購入を行うのがおすすめです。
年会費無料で、とってもお安くなります。