我が家の子供たちはみんな頭の形がよくありませんが、特に三人目はひどいです。
これそ絶壁!という状態ですので生後2ヶ月の頭の写真を載せておきます。
第三子の頭の形に気づいたのは生後1ヶ月を経過してからのことです。
特に左側は頭の丸みがなく、なんというか・・・なすびのようです。
この写真では、普段は下になっている面が写るように、子供の体ごと傾けて写真を撮っています。
確実なことはいえないのですが、新生児の頃は気にならなかったことと、写真ではわかりづらいのですが右側は丸みがあることから、向き癖によりこのような形になってしまったものと思われます。
スポンサーリンク
向き癖が始まるまでの経緯
我が家の第三子の場合、生まれて2~3日は、ミルクを受け付けず、のんだミルクを大量に吐き戻していたらしく、うつぶせ寝にされて過ごしていました。
うつぶせ寝の段階では、右にも左にも向けることができました。
その後、嘔吐が落ち着いてきたため、多少吐いても横向きなら窒息しにくいということで、横寝に移行しました。
この時も意識的に左右両方に向かせて寝かせていました。
しかし、退院頃には横を向かせてもすぐにごろん、と仰向けになりそのまま左を向くようになりました。
向き癖に関する小児科医の見解
2ヶ月の予防接種時、小児科で聞いてみたところ、
「向き癖だからその内治る。何をしたって向きたいほうを向くもんだ。
左側の側頭部が平らになっているので、どうしたってこっちが向きやすい。
けれど頭は大きくなるときに丸く膨らんでいくんだから心配ない。
こんなにぺっちゃんこの形の大人はいないよ」
と言われました。
向き癖について親に確認したところ、私自身も向き癖があり、母も相当色々と試みたようです。
向き癖対策
- 向いて欲しいほうから光が当たるようにする
- 声かけも反対側から行う
- ドーナツ枕を使う
- 向き癖のある方に段ボールで壁を作り視界を塞ぐ
というところまでやったようですが、まったく効果がなく、諦めざるをえなかったようです。
「何をしたって向きたいほうを向く」という先生の言葉はよくわかります。
しかし、夫は、あまりに頭の形が悪いのが気にかかるようで、
- 向き癖のあるほうの頭~上半身の下にタオル等を挟み、傾斜をつけることで無理やり反対側を向かせる
ことを試みていましたが、子供は大泣きをしていました。
何をしても左を向きたがるので諦めていたのですが、赤ちゃん訪問の指導員さんに、新しい方法を教えていただきました。
ずばり。
「向いてほしい方向を向けたまま添い寝で授乳し、そのまま寝かせる」
画期的!
確かに、授乳中は反対側も向きますよね。
が、なぜか、赤ちゃん訪問を受けた日、その方法を試さないうちから突然左右両方を向くようになりました(笑)
ですので、確かに添い寝授乳からの流れで反対側を向いたまま寝てくれるようになりましたが、
それがこの裏技の威力なのか、単に反対側を向くことに抵抗がなくなったからなのかはわかりません。
向き癖で悩んでいらっしゃる方には是非一度試していただきたいです。
それから、「向き癖があるから頭の形が悪くなる、というよりも頭の形が悪いから向き癖がつく」、という側面もあるようです。
「うつぶせを始める」
ことも大事ですよ、と教えられました。
座っていられる頃になれば、敷ふとんで頭が圧迫されないので、自然に頭の形が良くなってきます。
おすわりができるまでの数ヶ月は、できるだけうつぶせで過ごせばその時間はふとんからの圧迫を取り除けることになります。
この指摘を受けるまで、もううつぶせを始めても良い頃だということはすっかり忘れていました。
うつぶせを始める時期については、指導員さんいわく、2カ月になればOKとのことです。
もちろん、まだ首がすわっていないので、窒息しないように親が見ているとき限定です。
また、うつぶせのまま眠らせないように注意してください。
うつぶせを嫌いにならないよう無理のない範囲でおこなう事も大事ですね。
具体的には、泣き出しそうになったら仰向けに戻してあげることです。
両手を顔の横あたりにつかせてあげると(腕立て伏せの体勢)、腕の力も使って首を動かしやすくなります。
うつぶせをあまりさせていない場合、足の力が強い子は、首が据わってないうちから寝返りをしそうになり、 首がついていかないので首と体がねじれて難しい体勢になってしまうそうです。
そういった意味でも、うつぶせで鍛えることは大切ですね。
他にも赤ちゃんの育ちが気になる方はこちらもご覧ください。
⇒おむつかぶれへの対処の基本と4つの具体策)
⇒2ヶ月での小児科受診(でべそ・便秘)
⇒赤ちゃん訪問 1.体重増加と母乳育児について