自動車保険一括見積もりに関する疑問に全てお答えします

我が家では自動車保険更新時の恒例行事となっている、自動車保険の見積もり一括サービスについて、詳しく解説します。
少し長めの記事ですが、おつきあいください。

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自動車保険の見積もりは「無料一括見積もりサービス」が便利

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自動車保険の見積もりは、目星をつけた損保会社で個別に見積もりをとってもいいのですが、なんといっても便利なのが一括見積もりサービスです。

  • 保険契約者や運転者に関する情報
  • 当該車両に関する情報
  • 対人・対物無制限、人身傷害5,000万等の保険に関する条件

を一度入力するだけで複数の保険会社から見積もりが送られてきます。

もちろん無料サービスで、一括見積もりを経由したからといって保険料が高くなるということはありません
一括見積もりを利用したことで金額的なデメリットはまったく生じませんので、利用しないのは損です。

自動車保険の保険料は見積り会社によって違うのか

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自動車保険の保険料は、どの見積もり会社から契約したとしても、保険料は同一です。
また、損保会社と直接契約を結んだとしても、やはり保険料は同じです。

少し難しい話になりますが、自動車保険の保険料は金融庁の認可を受けていますから、その保険料に勝手に見積もり会社が手数料を上乗せして販売することは出来ません
そもそも、販売店等に支払う手数料は、保険料を設定する際に、付加保険料(保険会社を運営するのに必要なコスト)として計算されています。

ただし、見積もり会社によって、一括見積もりにおける初期設定が異なるため、各見積もり会社から提示される初期の見積もり金額自体は違ってきます。

例えば、走行距離を1,000キロ単位で入力できる場合の見積もりと5,000キロ~10,000キロといったような入力方式による見積もりとでは、算出される保険料に差が出てきます。
また、例えば、ある種の特約を付帯する設定で保険料を算定している保険会社もあります。

もちろん、実際に契約に進む際には走行距離等も保険会社の区分に添って入力することが求められ、特約も自分に必要なものを付け外しするため、最終的に条件が完全に同一になる段階では、どの見積り会社から契約しても、当然、保険料は同じになります。

よって、提示される保険料にとらわれず、契約時には、きちんと内容を確認した上で契約することが大切です。
また、自分にとってメリットが大きい見積り会社を利用することも大切です。

おすすめ見積もり会社については後述します。

自動車保険の一括見積りサービスは併用可能

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自動車保険の一括見積りサービスを提供する会社は複数ありますが、複数の会社から見積もりを依頼することも可能です。
A社で車両保険をつける、B社は外す、C社は人身傷害の保険金額を上げてみる、などで見積もりをとってみるとそれぞれのタイプの相場観がわかります。

また、全く同じ条件で見積もりを取ったとしても、上述した理由で、同じ損保会社であっても違った保険料の提示がされることになります。

A社で見積りをとるとX損保が最安だったのに、B社の見積もりではY損保のほうが安かったということが起きてきます。

ただし、見積り会社を複数利用すると、それぞれのパターンの見積もりが損保会社から届くため、逆に比較が面倒になる可能性があります。

自動車保険の一括見積もり特典は、重複して獲得可能

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一括見積もりの最大の目的は、言うまでもなく、最適な自動車保険選びなのですが、自動車保険の一括見積りを依頼すると、ポイントをもらえたり、成約時に特典がもらえたりする場合があることも見逃せません。

実は、これらの自動車保険の一括見積もりキャンペーン特典は、重複して受け取ることが可能です。

一括見積りの特典は各見積り会社が、自分の会社を経由して自動車保険を契約してもらうために用意しているものです。
各キャンペーンは、見積り会社が独自に展開し、独自に費用を負担しています。

見積り会社としては、他社で見積り特典を受け取っていようがいまいが、自社で契約してもらうことに意味がある(それ以前に他社で見積りを取った事実を知りようがない)ので、他社での特典受け取りは問題になりません。

また、損保会社側としても、ハガキ代は余分にかかるとしても、見積もりの段階では見積り会社への手数料が発生しないため、特に問題にはならないようです。

A社経由で契約しようと決めているにも関わらず、B社、C社の見積りを取り、特典を貰うという行為は許されませんが、あくまで最適な保険選びの過程で複数社から見積りを取ることは十分ありえることです。

自動車保険見積もりキャンペーンの注意事項

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自動車保険の見積もりキャンペーンでもっとも注意すべきは、見積もり時期です。
これは各社により若干の違いがありますが、例えば楽天では満期日まで60日未満の方がキャンペーン対象です。
概ね2~3ヶ月が目安になると思います。あまり早い時期に見積もるのはおすすめできません。

逆に、早割りで契約が安くなるということもありますので、60日前に見積もりを取り、45日前までに契約のパターンがオススメです。

また、2台以上の見積りを行う場合も、「6ヶ月以内に同一世帯で見積りがあった場合はキャンペーンが適用されない」といった期間制限があるのが一般的です。

自動車保険見積もりサービスおすすめ3社

自動車保険の見積りサービスを提供する会社は複数ありますが、私が実際に利用したことがあり、おすすめできる3社をご紹介します。

【楽天 自動車保険一括見積もり】楽天スーパーポイント最大1,111ポイントプレゼント

【NTTイフ】

【インズウェブ】

※2016年5月満期の自動車保険は、NTTイフを経由して契約しました。
NTTイフを経由するとたくさんの特典がもらえます。興味がある方は是非読んでみてください。
NTTイフで自動車保険一括見積りをしてみて感じたメリット・デメリット





自動車保険一括見積もり時に必要な書類

一括見積もり時に

  • 運転免許証
  • 車検証
  • 現在契約中の自動車保険の保険証券

を用意しておけば入力がスムーズです。

自動車保険のスペック

自動車保険の人身傷害の保険金額など、スペックにお悩みの方は、こちらの記事も参考になるかと思います。
自動車の任意保険のスペックと車両保険の加入の意義を検討する

自動車保険の見積りを比較する際の注意点

受け取った見積もりを比較する際の注意点としては、自分が入力した一括見積もりの条件そのままでは送られてこない場合があるということです。

例えば、車両保険の免責を(10万-10万)に設定して見積もりをとっても、損保会社に(10万-10万)の設定がなければ(0-10万)、(0-5万)等の近い条件で送られてきます。

見積もりの前提条件は明示されているので、金額だけで見比べず、きちんと見積もり内容を確認することが必要です。

すべての保険会社から見積もりが届くわけではない

自動車保険一括見積もりサービスでは、現在契約している保険会社を回答する項目があるのですが、そこにイーデザイン損保、と登録した場合、代理店型の損保会社から見積もりは送られてきたことがありません。

現時点でダイレクト系の損保で契約をしている人が、次回あえて割高な代理店型との契約を選ぶとは考えにくいため、代理店型の損保会社は見積りを送ってこないのだと思います。

現在契約している保険会社が代理店型であれば、当然他の代理店型損保の見積もりも送られてくると思います。

もし、現在、ダイレクト系損保で契約しているものの、次回以降は代理店型で契約したいという場合は、複数の自動車保険の取扱がある保険代理店やFPを経由するのがおすすめです。

自動車保険の一括見積もり その後の勧誘の有無

楽天、NTTイフ、インズウェブなど見積り会社から勧誘の電話がかかってくることはありません。
メールでの連絡は頻繁にあります。

保険会社からは、直接メールやハガキ等で見積もりが送られてきます。
こちらに関しても電話で連絡があった記憶はありません。
もしかすると、代理店型の損保であれば電話勧誘があるのかもしれませんが、ダイレクト系の損保会社は、そういったところに人件費はかけません。

メールも不要であれば解除することが可能です。

【楽天 自動車保険一括見積もり】楽天スーパーポイント最大1,111ポイントプレゼント

【NTTイフ】

一番安い自動車保険がわかる!【インズウェブ】

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