確定申告の相談・作成を夜間・日曜・税務署以外で行う裏ワザ

平成31年の(平成30年分)確定申告は平成31年2月18日(金)から始まります。

例年、確定申告書の受付期間は2月16日から3月15日なのですが、今年は16日が土曜日のため、週明け18日からの受付となります。

さて、この確定申告ですが、本当に大変ですよね。

まず、我が家最寄の税務署では駐車場待ちの長蛇の列ができます。
駐車までに2時間、という話も聞いたことがあります。

そのうえ年度末の平日の17時までとは、会社員には厳しい設定です。

確定申告の受付だけなら、郵送や時間外収受箱への投函という手もあります。
しかし、ちょっと質問したい、申告書の作成を手伝ってほしいという時には本当に困ってしまいますよね。

今回は、そんなお困りを解消できる可能性がある以下の情報をお伝えします。

  1. 申告場所は税務署だけではない
  2. 日曜日も申告できる場合がある
  3. 時間延長している会場もある

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1.確定申告の会場は税務署だけじゃない

まず、確定申告は税務署以外でも行えます。

確定申告会場は、私が知っているだけで3パターンあります。

  1. 税務署
  2. 税務署以外の臨時申告会場(国税庁のホームページで確認できる)
  3. 市役所・町役場等自治体が開設する申告会場

1.税務署

まずは、税務署です。

税務署の開庁時間は基本的には以下のとおりです。

  • 平日
  • 午前8時30分から午後5時まで

2.税務署以外の臨時申告会場

実は、税務署以外でも確定申告期間中に限り、臨時の申告会場が用意されている場合があります。
ホールを借りる場合が多いようです。イオンモール内にある確定申告会場などもあったりします。

詳しくは国税局のホームページに掲載されています。
国税庁ホーム>お知らせ>その他のお知らせ>平成30年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ

各エリア(国税局)ごとに、臨時申告会場も含めて掲載されていますので、興味がある方は確認してみてください。

こちらは、自治体のものと違い、国税局が責任をもって行っているので、税務署での相談同様、複雑な相談にも対応してもらえます。

3.市役所等の各自治体

こちらに関しては、すべての自治体で実施されるわけではありませんが、多くの自治体で確定申告会場が設置されます

会場が設置される場合は、自治体発行の広報やホームページ等にお知らせが掲載されていると思いますのでご確認ください。
よくわからないという方は自治体の税務課に確認するとよいと思います。

自治体での確定申告の注意点は3つです。

  1. 受付時間等は自治体による
  2. 会場は役所・役場庁舎内でないこともある
  3. 複雑な申告(申告書Bを使用する場合等)、対応できない場合がある

★受付時間に注意

まず、受付時間に注意が必要です。

役所等自体の開庁時間は自治体による上、役所の開庁時間と確定申告の受付時間帯が違うこともあります。

私がお世話になったところでは、閉庁時間は17時15分ですが、確定申告の受付終了時間は16時でした。

★確定申告会場は庁舎内でないこともある

会場の場所も自治体によります。
庁舎内のこともあれば、庁舎外のホールや会議室を借りて対応していることもあります。
詳しくは自治体税務課にお尋ねください。

★「事業所得の相談不可」等の独自ルールがある可能性

自治体の確定申告会場では、国税庁が設定する正規の確定申告会場とは違い、各自治体の税務課職員が対応します。

自治体の税務課職員は地方税法には精通していても、国税である所得税は専門ではありません。
給与所得、年金所得あたりは問題なく相談に応じられるはずですが、事業所得等の高度な専門性が必要される相談となると対応できない場合があります。

自治体によっては、税理士に応援を依頼しているなど、対応できる場合もあります。
私の知っている自治体では、最初の2週間のみ、税理士に応援を依頼しているので、その期間なら対応してくれるようです。

自治体により状況は様々です。
詳しくは自治体税務課にお尋ねください。

2.日曜日に確定申告を行える場合がある

通常は平日のみ受付されている確定申告ですが、一部税務署では平成31年2月24日3月3日に限り、日曜日に確定申告業務を行います。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

国税局ホーム>お知らせ>その他のお知らせ>平成31年2月24日及び3月3日の日曜日に確定申告の相談等を行う税務署

気を付けていただきたいのは、合同会場となっている場合やふだんとは違う別会場となる場合があることです。

少しでも不安に思うことがあれば最寄の税務署にご確認ください。

また、自治体によっては、確定申告期間内の一部土日に確定申告を受け付けている場合もあるそうです。
自治体税務課にご確認ください。

3.夜間受付している確定申告会場もある

こちらは、税務署では対応していないはずですが、一部自治体では、確定申告期間内の一部日程に限り夜間対応を行っています。

私の知っている自治体では、今年は3日間19時まで受付を行うそうです。
こちらも自治体税務課にご確認ください。

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