ネットで年賀状を作る際には、まず、仕上げについて知っておく必要があります。
仕上げ方法によっては、自宅での宛名印刷が難しいこともありますので、よく考えて仕上げを選ぶ必要があります。
ネットで写真入り年賀状を作る場合の仕上げには、主に下記の2パターンがあります。
- プリンター(印刷)仕上げ
- 写真仕上げ
以下で解説していきます。
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プリンター(印刷)仕上げ
プリンター(印刷)仕上げは、ハガキに直接印刷する方式です。
自宅でプリンターを使用して作る年賀状を想像していただくと、わかりやすいと思います。
ご家庭のプリンターはインクジェット方式が多いと思いますが、ネットプリントの場合はレーザープリンターを使います。
プリンター仕上げのメリットは以下のとおりです。
- 写真仕上げに比べて安価に作成できる
- 文字がくっきりとして読みやすい
- 家庭のプリンターでの宛名印刷にも対応
仕上がりは、写真仕上げには及びません。
写真仕上げ
写真仕上げは、年賀状に、別に印刷した写真を貼り付ける方式です。
一般的には写真用印画紙を使用し、銀塩方式で印刷します。
写真仕上げのメリットは以下のとおりです。
- 仕上がりが美しい
- 保存性が高い
この印刷方法で出来上がるのは、写真そのものなので、プリンターで印刷したものよりも美しく長持ちするのは当然ともいえます。
プリンター仕上げよりは高いですが、差額は大きくありません。
ただし、業者によっては、プレミアム仕上げなど、更に質を高めた写真仕上げを設定している場合もあります。こちらは、かなり高額になることが多いです。
注意点として、家庭のプリンターでの宛名印刷が難しくなります。
写真と年賀状を張り合わせた後、周りをわずかにカットするため、厚みが増し、サイズが一回り小さくなるためです。
厚みがあるため、プリンターによっては、プリンター内部でつまってしまいます。
通ったとしてもサイズのせいで微妙に印字がずれるという事態に陥ります。
自宅で宛名印刷をする場合の仕上げ
以上の特徴を踏まえた上で、写真付年賀状をネットプリントに外注する際は、宛名印刷をどうするか考えておく必要があります。
ご家庭のプリンターで年賀状へ直接宛名を印刷したい場合には、プリンター(印刷)仕上げが無難です。
写真仕上げの写真入り年賀状に宛名を入れる方法5つ
写真仕上げへの年賀状の場合、宛名をどうするかについては、以下のような方法が考えられます。
- 手書き
- 家庭用のプリンターで印刷に挑戦する
- 宛名印刷まで業者で依頼する
- 宛名シールの印刷を外注する
- 宛名ラベルに自宅プリンターで印刷する
一つずつ解説します。
1. 手書き
個人的にはあまりおすすめできません。
挑戦する場合は、予備の年賀状を多めに注文しておくのが無難です。
2. 家庭用のプリンターで印刷に挑戦する
ご家庭で使われているプリンターが、前面給紙のプリンターの場合は、まず印字は無理だと思われます。
前面給紙の場合は、プリンター内部で、紙をU字に折り曲げて通過させますが、写真仕上げの年賀状は厚みがありすぎて、この部分を通過させることが難しいようです。
背面給紙が可能なプリンターであれば、自宅での印刷が可能である可能性が高いです。背面給紙が可能なプリンターの場合でも、背面のトレイが垂直に近いような場合は、角度がつきすぎて印刷が難しい場合があります。
私が使っているキヤノンPIXUS MP560(背面トレイ有り)の場合は、数枚ずつであれば問題なく印刷できました。より確実に印字しようと思えば、手間はかかりますが、1枚ずつ背面トレイにセットすることをおすすめします。
ただし、こちらの機種は5~6年前の機種なので、現在は流通していません。また、最近のキヤノンのプリンターは基本的には背面トレイをなくしているようですので、ご注意ください。
背面給紙対応のプリンター購入をご希望の場合は、こちらの記事をご覧ください。
⇒背面給紙対応プリンター&購入キャッシュバックキャンペーン紹介
ちなみに、自宅ではがきに直接宛名を印字する場合は、年賀状作成ソフトを利用されることを衷心よりおすすめいたします。
去年、会社でフリーソフトを使用して年賀状の宛名印刷をしましたが、バランスの調整などに非常に手間がかかり、時給を考えると、どう考えても年賀状作成ソフトを買ったほうが安上がりだろうと思いました。
3. 宛名印刷まで業者に依頼する
年賀状を印刷する会社によっては、宛名の印刷を無料で行ってくれる会社もあります。
宛名印刷無料の年賀状ネット印刷
⇒ネットプリントジャパン
⇒【しまうまプリント】インターネットで年賀状プリント
有料の会社の場合は、1件30円程度、それに基本料がかかる場合もありますのでよく考えましょう。
4. 宛名シールの印刷を外注する
カメラのキタムラでは、基本料金500円+プリント料金32円/1件で宛名シールを作成しています。
オンラインで依頼ができ、受け取りは店舗での受け取りと宅配とが選べます。
店舗での受け取りの場合は即日仕上げで送料もかかりません。
自宅での宛名印刷に失敗した方や、手書きのつもりだったけど思ったより大変だったり時間がなかったりで挫折しそうといった方にはおすすめです。
もちろん、カメラのキタムラでも写真入り年賀状の作成も受け付けています。
カメラのキタムラで写真入り年賀状を作成する際は、宛名同時印刷も可能です。宛名同時印刷に関しては、基本料金なしの32円/1件ですので、カメラのキタムラで写真入り年賀状を作成される方は、宛名シールを作成するより、宛名同時印刷を選ばれたほうがお得です。
⇒カメラのキタムラ ネットショップ
5. 宛名シール(宛名ラベル)を自宅で印刷する
宛名シールは自宅で印刷することもできます。
上記のようなラベルを用意して自宅のプリンターで宛名を印刷することになります。
宛名シールへの印刷は、年賀状作成ソフトを使用している場合は、簡単です。
私の場合は筆ぐるめを使用していますので、筆ぐるめの場合を挙げておきます。
⇒筆ぐるめの使い方 – 宛て名をタックシールに印刷する
年賀状作成ソフトは筆ぐるめストア などで購入可能です。
ダウンロードバージョンも購入可能なので、急ぎの時などには便利ですね。
年賀状作成ソフトを使用しない場合は、他サイトですが、こちらが参考になると思います。
⇒ExcelをWordに転送して「差し込み印刷」宛名ラベル印刷 – なんだ!カンタン!Excel塾