楽天はたくさんのカード類を発行しており、しかも名称が似通っています。
楽天カード、楽天ポイントカード(Rポイントカード)、Edy-楽天ポイントカード(Edy-Rポイントカード)、楽天Edyカード、楽天ポイントギフトカード、楽天バリアブルカード・・・。
私にはこれらの違いがなかなか理解できなかったので、今回はまず、これをまとめてみたいと思います。
どなたかの役に立つと幸いです。
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楽天カードと楽天ポイントカードの違い
楽天カードはクレジットカードです。
楽天グループでの使用はもちろん、楽天とは関係ないお店でも1%還元なので、非常に使い勝手が良いカードです。年会費も無料です。
入会時に楽天ポイントがもらえるキャンペーンも随時行われています。
入会時のポイント獲得には条件がありますので、よく確認してくださいね。
楽天カードは申込時・更新時などに楽天Edy(電子マネー)機能を付帯させることもできます。
楽天Edyは、今は楽天が買収して、正式名称が「楽天Edy」となっていますが、元々は単に「Edy」という名前でした。一般的には今でも「Edy」と呼ばれていると思います。
おサイフケータイでおなじみの電子マネーですね。
楽天Edy機能付帯の楽天カードは発行手数料が300円(税抜)必要です。
対して、楽天ポイントカードはあくまでポイントカードです。
クレジット機能がないTカードのようなものです。もしくは紙のスタンプカードを想像するとわかりやすいかもしれません。
街で買物をするときに楽天ポイントカードを提示することで楽天ポイントを貯めることができます。支払いは現金、ポイント、楽天カード以外のカードなど、何を使っても貯まります。
コンビニでは100円で1ポイントの付与、Joshinでは200円で1ポイントの付与、ガソリンスタンドでは1Lの給油で1ポイントの付与、と加盟店によりポイントの付与率はまちまちです。
また、支払いの際に1ポイント1円で使用することが可能です。
ただし、日通やアリさんマークの引越社など、一部、ポイント獲得は出来ても支払いには利用できない会社もあります。
ポイントでの支払時に、期間限定ポイントを保有している場合は、期限の早い期間限定ポイントから優先して使用されます。
※Rポイントカードは2015年11月5日に楽天ポイントカードに名称変更しました。しばらくは、「Rポイントカード」で検索してみると、情報が得やすいと思います。
注意点として、楽天ポイントカードで楽天ポイントを支払いに利用するには、利用登録が必要です。
利用登録前のカードでも、楽天ポイントを貯めることはできますが、利用登録しないと楽天ポイントカードで貯めたポイントを使用することができません。利用登録前に楽天ポイントカードで貯めたポイントは12ヶ月で失効します。
利用登録をすることで、楽天市場等で得たポイント(期間限定ポイントを含む)も楽天ポイントカードで使えるようになります。
⇒楽天ポイントカード利用登録
楽天ポイントは、楽天ポイントカード以外にも、楽天ポイントカードアプリを利用することで、実店舗で使用できますが、アプリには対応できていない店舗もあります(出光、大丸等)ので、そういった店では楽天ポイントカードが必須です。
⇒楽天ポイント加盟店やアプリ対応の確認については、こちらをご確認ください。
Edy-楽天ポイントカード
楽天ポイントカードには楽天Edy(電子マネー)機能が有るものと無いものがあります。
電子マネー機能がついているものがEdy-楽天ポイントカード。
電子マネー機能がついていないものが楽天ポイントカードです。
楽天Edy機能を付帯させたい方は、楽天市場で100円でEdy-楽天ポイントカードを購入することができます。
⇒楽天Edyオフィシャルショップ
楽天Edy機能が必要でない場合は、こちらも楽天Edyオフィシャルショップで100円で入手できますが、サークルK・サンクスでは無料で配布していますので、楽天Edyが不要な方はサークルKかサンクスで入手なさることをおすすめします。
Edy-楽天ポイントカードと楽天Edyカードの違い
このあたりから非常にややこしいのですが、楽天EdyカードはEdy-楽天ポイントカード(Edy-Rポイントカード)ではありません。
上記の楽天Edyオフィシャルショップでは、Edy-楽天ポイントカードのほかに、リラックマなどのキャラクター券面の楽天Edyカードも紹介されています。こちらは500円です。高いけど可愛い・・・。期間限定ものもあります。
キャラクターEdyカードは楽天Edyオフィシャルショップからラナタウン楽天市場店にリンクが張ってあり、ラナタウンでの購入になります。
⇒ラナタウンで楽天Edyカードを検索する。
しかし、この楽天Edyカードは、楽天Edy機能(=電子マネー機能)に特化しているカードです。つまり、チャージ可能なプリペイドカードです。
楽天Edy(電子マネー)使用分の楽天ポイント(200円で1ポイント)は獲得できますが、楽天ポイントカードとしての利用はできません。
ちなみに、楽天Edy使用で、楽天ポイントを貯めるためには設定が必要です。
楽天EdyのHPからポイント設定をクリックして進んでください。
例えば、サークルKで200円の支払いを全額楽天ポイントで行ったと考えます。
Edy-楽天ポイントカードでは合計3ポイント付きます。
- 提示→ポイントカード・・・2ポイント
- 支払→Edy支払い・・・1ポイント
一方、楽天Edyカードでは
- Edy支払の1ポイントのみがつきます。
要は、楽天Edyカードはポイントカード機能が無いのです。
名称を分解してみるとわかりますね。
- Edy-楽天ポイントカード=楽天Edy(電子マネー)機能+楽天ポイントカード
- 楽天Edyカード=楽天Edy(電子マネー)機能
ということです。
そして、楽天Edyカードでは、通常・期間限定を問わず、楽天ポイントは使用できません!
楽天Edyカードで使用できるのは、楽天Edyのみです。
楽天Edyカードの使用で貯めた楽天ポイントは楽天市場等で利用するか、楽天ポイントカードで使用することになります。
楽天ポイントギフトカードと楽天バリアブルカード
最後に、楽天ポイントギフトカードを紹介します。
楽天ポイントギフトカードは楽天ポイントのギフトカードです。そのまんまですね。
楽天バリアブルカードは楽天ポイントギフトカードの一種です。楽天ポイントギフトカードバリアブルとも言われます。
図書カードや全国百貨店共通商品券のような贈答用に開発されたと思われるカードです。
Amazonギフト券のようなものですね。
セブンイレブンやサークルK・サンクス、ファミマなどのコンビニで購入できます。
楽天ポイントギフトカードには、以下の4種類があります。
- シルバー 3,000円(→3,000ポイント)
- ブラック 5,000円(→5,000ポイント)
- ゴールド 10,000円(→10,000ポイント)
- バリアブル 自分で1,500円~50,000円の間で好きな金額を設定できる
楽天バリアブルカードは赤い券面です。
つまり、現金をわざわざ楽天グループか楽天ポイント加盟店でしか使えない楽天ポイントに替えるわけです。特にプレミアムがのっているわけではありません。
それどころか、この購入した楽天ポイントはレジで購入後6ヶ月の期間限定ポイントです。
「誰が買うんだ、これ」と思い調べてみました。
使いどころとしては、クレジットカード不可の楽天市場内のお店(銀行振込・代金引換のみ)などで、全額ポイント払いにすることによって銀行振込の手数料負担を回避することができます。
ネット銀行を使っている場合は、この有り難味もあまりないのですが、バリアブルカードに関しては不定期にお得なキャンペーンがあります。
上記は2015年10月26日~11月8日の間のセブンイレブン限定のキャンペーンです(要エントリー)。還元率にして7%以上ですね。なるほど、これなら楽天ユーザーには旨みがありますね。
こういったキャンペーンがコンビニ各社で不定期に行われています。
注意点としては、楽天ポイントギフトカード(バリアブルカード)は購入しただけでは使えませんし、バリアブルカードのキャンペーンも適用されません。
必ず、 楽天スーパーポイントの受け取り、という有効化を済ませなければいけません。詳しくは
⇒楽天バリアブルカードキャンペーンの注意点
2015年12月2日までのバリアブルカードキャンペーンについても上記記事に載せています。
まとめ
楽天カード・・・クレジットカード(楽天Edy機能を付帯させることも可)
楽天ポイントカード(Rポイントカード)・・・ポイントカード
Edy-楽天ポイントカード(Edy-Rポイントカード)・・・ポイントカード+楽天Edy(電子マネー機能)
楽天Edyカード・・・楽天Edy(電子マネー機能)
楽天ポイントギフトカード・・・ギフトカード
楽天バリアブルカード(楽天ポイントギフトカードバリアブル)・・・購入金額を自分で設定できるギフトカード
追記
楽天バーチャルプリペイドカードの存在を忘れていたので、別記事でまとめてみました。
キャンペーン時期に重ねることで、Amazon等でも非常にお得に使えます。興味がある方は是非ご覧ください。
⇒楽天バーチャルプリペイドカードについて。知っておきたい活用法