電気代上昇の原因を探る。冷蔵庫買い替えの効果とタテ型洗濯乾燥機の弊害

先日計算したところによると、第三子誕生までの1年間の電気代はわずかながら全国平均を下回っています。
水道光熱費の見直し 4人家族の平均支払額と比較する

しかし、実は、この夏の電気代が跳ね上がっています。
原因としては、もちろん子どもが生まれたことがあります。総務省の統計でも、4人家族と5人家族では1ヶ月平均で1,360円(1.11倍)違ってきます。

実際の使用量の増加もこの範疇でしょうか。

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昨年と今年の電気使用量の比較

平成26年7月 7,532円 245kWh→平成27年7月 8,183円 276kWh(1.13倍)
(参考:26年値×1.11倍=272kWh)

平成26年8月 10,918円 386kWh→平成27年8月 12,348円 449kWh(1.16倍)
(参考:26年値×1.11倍=428kWh)

平成26年9月 8,743円 299kWh→平成27年9月 12.744円 464kWh(1.55倍)
(参考:26年値×1.11倍=332kWh)

9月分(使用期間8月7日~9月6日)の増加率がとんでもないことになっていますが、これは例年1週間程度行っていた帰省をとりやめて、逆に、大人4名が5日間滞在したことを思えばある程度理解できます。
(そうは言ってもやや高過ぎる気もします。)

9月分をのぞけばこんなものかな、と思いましたが、今年は4月に冷蔵庫を買い替えています。
冷蔵庫は買い替えによる節電効果が非常に高い家電だったはずです。
新旧冷蔵庫の電力消費量を調べてみました。

古い冷蔵庫を買い替えたことによる電気代削減効果

ナショナル NR-E46V1(99年製) 年間消費電力 540kWh

三菱電機 MR-WX61Y(14年製) 年間消費電力 220kWh

差の320kWhを単純に12で割ると26.67kWh。
これを加味すると・・・う~ん。ちょっと増えすぎていますね。

ちなみに年間の電気代は
320kWh×27.5円=8,800円削減できていることになります。
460Lから605Lへの買い替えですが、ランニングコストは随分削減されるものですね。

消費電力増加の原因

電気使用量の増加原因としてまず思いつくのが、在宅時間の増加です。
去年は働いていたので、平日日中の電気使用量が抑えられていましたが、今年はほぼ丸一日を家で過ごしています。
赤ちゃんの体調管理のため、7月後半から8月いっぱいはエアコンをかなり長時間つけていたので、影響は大きいと思います。

さらに、洗濯物の増加が挙げられます。第三子の分の洗濯物を別に分けていることと、上の子たちのおねしょ被害で10Lの洗濯機を1日2~3回回しています。洗濯物の増加に伴い、洗濯物の乾燥が追いつかず、除湿機や洗濯機の乾燥機能を使うことが飛躍的に増えました。

上記で挙げた電気代上昇要因のうち、在宅時間の増加については、現状いかんともしがたいです。子どもがある程度大きくなって私が仕事を再開するまではある程度かかってくるでしょう。
もう少し大きくなれば支援センターにおでかけなどもするでしょうが、それはそれでガソリン代などもかかってしまいますね。
テレビのつけっぱなしに気をつける程度のことしかできないような気がします。

洗濯物の増加についても私の努力でどうこうなるものではないのですが、今年の5月に全自動洗濯機(乾燥機能なし)からタテ型洗濯機(乾燥機能あり)に買い替えましたので、もしかしたらその影響があるかもしれません。
以下で調べてみました。

日立 ビートウォッシュ BW-D10XTV の洗濯時の電気代

タテ型洗濯乾燥機であるこの機種はカタログによると、洗濯のみの消費電力量は140Wh。
今年の9月分から計算した1kWhあたりの電気代が27.5円なので、洗濯機1回の使用料金は0.14kWh×27.5円=3.85円です。

ちなみに、この機種は洗濯時の電気代が高いようですね。
後継機のBW-10WVの消費電力量は58Whですむようです。

とは言っても、我が家の1ヶ月に70回洗濯機を回したとしても、0.14kWh×70回=9.8kWh。
月額では269.5円。
たいした問題ではないように思います。

では、今までの洗濯機にはついていなかった乾燥機能の電気代はどうでしょうか。

日立 ビートウォッシュ BW-D10XTV で洗濯~乾燥を行った時の電気代

洗濯から乾燥までした場合の消費電力量は約1,790Wh。
1回の使用料金は1.79kWh×27.5円=49.2円

タテ型の乾燥機能を使うと電気代が高いとは聞いていましたが、これは、思った以上ですね。
特に8月中(9月分)は、洗濯物が大量で乾燥が追いつかず、屋外乾燥+室内干し(除湿機)に加えて洗濯機の乾燥機能を多用していましたから、これが原因かもしれません。

ちなみに、同じ日立で容量10キロのドラム式洗濯乾燥機である、ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V5800では、
洗濯のみ64Wh
洗濯~乾燥約730Wh
となっています。
ドラム式だと洗濯から乾燥まで行って1回20円ですね。

さて、とは言っても、洗濯物を生乾きで放っておくわけにもいきません。

洗濯物の量が多すぎたり雨が降ったりして屋外に干せないときは、皺になってもいいタオル類は洗濯機の乾燥機能、その他衣類は室内干しで除湿機に任せていましたが、一体どうやって乾燥させるのが一番経済的なのか、次回検証していきたいと思います。

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