こどもが年長のとき、チャレンジスタートナビを欲しがっていたので、進研ゼミの、チャレンジ1ねんせい「入学準備スタートボックス」から受講を始めたという話を以前しました。
⇒「入学時に自分の名前だけは書けるようにしておいてください」を信じてはいけないわけ
その時は、4・5月号のみの受講の予定だったのですが、結局8月号まで受講してから退会しました。
(実は、その後12月号から再受講中です)
進研ゼミのチャレンジ1年生(オリジナルスタイル)について、トータル半年受講して、いいところ、悪いところがわかったと思いますので、今回記事にしてみました。
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子どもとあわなかったところ
実際に受講してみて、特に不満はなかったのですが、わが子とあわないと感じたところもありました。
- ちゃれんじのほうが、学校より少し先に進んでいるので、理解できないところが多くなる
- 授業のペースに合わせてチャレンジを進めると、赤ペンの提出目標日に提出できなくなる
長男は、学校で習っていないところまでスラスラ解けるというタイプではなかったので、学校の進度とずれが大きくなると、チャレンジを進めることができなくなってしまいました。
赤ペンは提出すると努力賞ポイントがもらえます。努力賞ポイントをためると、おもちゃや文具といったプレゼント交換することができます。
提出期限に間に合わなくても努力賞ポイントはもらえるのですが、努力賞ポイントでもらえるプレゼントとは別に、提出期限に間に合った場合のみもらえるプレゼントがあります。
提出期限に遅れ、それがもらえないとなるとやる気がなくなり、赤ペンがたまっていくことになります。
この、提出期限に間に合ったときのプレゼントというのは本当にささやかなもので、赤ペンの解答用紙に赤ペン先生が絵を描いてくれるだけなんてこともあるのですが、それでも子供はとても楽しみにしているようです。
それだけに間に合わなかった時にはモチベーションの低下してしまいました。
良かったところ
次に、5月でやめる予定だったのに、8月まで続けた理由をご紹介します
- 宿題がない土日にも勉強をする習慣がついた
- 1回の分量が少ないので、テキストがたまっても、過重なプレッシャーにはならない
- 教科書準拠のため、学校の復習になり、親も子供のつまづきが目に見える
- 子どもは毎号到着を楽しみにしていた
- 紙教材なので、たまった教材は夏休みに、学童で消化できる
こどもの学習習慣づけという点ではとても良かったと思います。
宿題以外のもうひと頑張り、を習慣づけるのは、中学以降を見越してもとても大切なことだと思います。
また、学校での学習内容とリンクすることと、ボリュームが少なめであることについては賛否があるとは思いますが、学童に通っており、平日に時間が取れないわが子にとっては、メリットでした。
受講前には、学校のテキスト準拠であることのメリットをあまり感じていませんでしたが、これもそれなりにメリットがあることがわかりました。
長男は、学校でのテストと同じところをチャレンジでも間違えることがたびたびありました。
特に国語の問題は、はっきりと「ここが理解できていないんだな」とわかります。
親用の冊子には、個別の問題ごとに指導方法も記載してあるので、参考になります。
学校よりもチャレンジのほうが進度が早かった結果、多少テキストがたまりはしましたが、チャレンジの到着自体は子どもも楽しみにしており、楽しく勉強ができたという点では満足です。
チャレンジは紙教材、タブレット教材等3種類の学習方法が選べます。
うちは、紙教材で受講していたため、たまっていた教材は、夏休みに学童に持っていき自習時間に活用していました。
やめた理由
メリットも多かったものの、結局8月号でやめてしまった理由は以下のとおりです。
- ちゃれんじスタートナビの機能がコンプリートできたから
- 今のところ、チャレンジがなくても授業についていけそうだから
- Challenge English に切り替えてみたくなったから
- 1ヵ月ごとの受講料を払っているのでもったいなくなったから
子どもが欲しがっていたチャレンジスタートナビの機能を7月号ですべてコンプリートできたというのが大きな理由です。
(チャレンジスタートナビはタブレット教材と違って、下の子におさがりもできるので弟妹がいる子にもおススメです。)
学力面では、夏休みの補習にもかからず、先生との懇談でも問題ないとのことだったので、しばらくは通信教育等の必要はないかなと思いました。
学習習慣をつけるのには非常に役に立っていたと思います。
チャレンジをやめて市販のワーク等で自学をしてくれるか、しばらく悩んだのですが、チャレンジイングリッシュに興味をもってくれたので、そちらに切り替えることで宿題プラスアルファの勉強時間も確保できると算段しました。
また、当初2ヶ月で受講打ち切りの予定だったので、毎月料金を払っていたのですが、半年、一年と続けるのであれば、一括で支払いしたほうがだいぶお得なので、そのあたりがもったいなくなったということもあります。
最後に
チャレンジ1年生は、こどもちゃれんじの流れを汲み、ゲーム感覚で勉強を楽しめるチャレンジスタートナビなどの教具が充実しています。
こどもちゃれんじを継続してきた子や、「勉強きらい、ゲーム大好き」という、わがやの長男のようなタイプにはおすすめです。
テキストは教科書準拠、問題数が少ないという特徴があり、学校のレベルでいうと中位~下位の子にむいた教材だと思います。
勉強が苦手な子が投げ出さずに取り組める量だとは思いますが、逆に、勉強ができるタイプの子には物足りないレベル設定だと思います。
物足りないと感じる場合は、会員ページ内の「国語・算数応用WEB」「漢字計算WEB」等で問題をダウンロードすることもできます。
また、長期休暇の時期にあわせて年に3回、問題集がもらえる月があります。
ただ、ダウンロード・印刷も手間がかかりますし、正直なところ、チャレンジで物足りなさを感じるお子さんの場合は、他の教材を探したほうが良いのではないかなと思います。
もしくは同じ進研ゼミでも、「考える力・プラス講座」なども面白いと思いますよ。
ちなみに、わがやの長男は、1年生準備スタート号も12月号も、クリスマスプレゼントとしてリクエストしてきました。
完全におもちゃとして捉えていますよね。
クリスマスプレゼントで勉強してくれるなんて、親としては願ったりかなったりですよね。
クリスマスが近くなってきたら、「これ欲しくない~?」と聞いてみるのも良いかもしれませんね。